留学1か月で思ったこと ハプニング・良かったこと
早いもので、アイルランドに留学に来て1か月が経ちました。
この数日でどっとハプニングが連続して起きてしまったので、気持ちの整理のためにもこの記事を書こうと思います。笑
来た当初
ホントに最初から話していくと、まず飛行機が不安すぎた…
自分は日本の成田空港からトルコのターキッシュ空港で乗換、アイルランドのダブリンに行きました。
そもそも1人で飛行機も乗ったことがないし、めっちゃくちゃドキドキしてました 笑
機内では映画を見て過ごそうと考えていたのですが、まさかの音が流れない…
それでも、無理して英語字幕読みながら2本くらい見ましたけどね。
なんせ日本からターキッシュまで14時間?くらい。
暇の極みでした。
今度機内持ち込みした方がいいものまとめでも作ります。
運がよかったのが、隣に座っていたトルコ人の方が日本語ペラペラ!
途中雑談したりしながら過ごすことができました。
それにしても日本語がお上手…
kyo「何でそんなに日本語お上手なんですか…?」
おじさま「日本で4年くらい働いてるからね。孫も日本の大学に通っているよ。」
kyo「Wow...」
そりゃお上手だわ。
なんでも名古屋で働いているそうで、トルコと名古屋をいたり来たりしている。
おじさま「語学習得には2年はかかるよ。これでも僕はまだまだの方だよ。」
絶句。
これから8か月英語マスターしようとしてる自分には、耳の痛いお言葉でした…
まぁ、そうっすよね…
それでも8か月しか期間はないので、その限られた期間でできる事をするしかないのです…
お察しの方もいるかと思いますが、このおじさまに飛行機の乗換助けていただきます。
ありがたき出会い…
機内では英語、日本語、トルコ語がアナウンスされていましたが、機長のアナウンスなどはトルコ語と癖の強い英語…
超不安でした…
でもおじさまのおかげで、無事に乗り換えも行うことができました…!!
トルコからは4~5時間ほどでダブリンに着きます。
今度は機内で映画鑑賞…!
自分の大好きなグレイテストショーマンがあったので3度目の鑑賞をしました 笑
あと、ジャスティスリーグも観ました!!
スーパーヒーローて何であんなにかっこいいんですかね…?
空港からは右も左もわからないので、タクシーの運転手さんにホームステイ先の住所を見せ、連れて行ってもらいました。
最初は口頭で伝えようと試みたのですが、無理でした…タクシーで、少し会話はできましたが、運転手さんのアイルランド訛りがすさまじく、ちょっとしか話せませんでした…
元々聞き取れる方だとは思っていたのですが、いきなり出鼻をくじかれ、もっと聞く力を鍛えようと誓いました。
そこからホストファミリーと会い、留学生活が始まっていきました。
最初はやはり異国の地ということで、相手の言っていることが分かるだけで嬉しく、これは1か月もいたらめちゃくちゃ英語力上がるんじゃないかと思いました 笑
ぶっちゃけそんなうまくいかない 笑
慣れとは恐ろしいもので、それなりに聞き取れるのは普通になり、そこから先になかなか進展しない。
7割聞き取れても残りの3割はイディオムやボキャブラリーの問題なので、勉強しない事には進展しない…
実際、こっちに来てからこのままではまずいと思い、嫌いな勉強をかなりしています。
それでもまだまだと感じるので、やはり話す・聞く・書く+@での勉強が必須なのだと思います。
語学ってやっぱり難しい…
でも、私生活で聞き取れたとか、今まで言えなかったことが言えたと、割と嬉しさを感じやすい気もします。
ハプニング
銀行残高証明書が見つからない
アイルランドへの入国の際に銀行口座の残高書を持っているなら見せてくれと言われ、VISA申請用に持っていたものを見せることに。
しかし、入国時に見せるものとは思わず、どこにあるのか見つけられず…
あたふたしていると係のお姉さんに「しょいうがないから次の機会に絶対見せてね」
『この子大丈夫かしら…』と英語でつぶやていた気がしましたが空耳でしょう。
その後、落ち着いてしっかり探したれ出てきました。
焦りは禁物。まぁ入国もできたし、問題なし。
ホームステイ先のインターフォンが機能しない
ホームステイ先の玄関で5分くらいうろうろしました。完全に不審者です。
押しても何の音もしないインターフォン。そもそもインターフォンかもわからないんだからしょうがない…
でも、中に人のいる気配があったので窓から中をのぞいてみると子供と目が合い、やっと気づいてくれました 笑
子供=エンジェル 笑
クラスが3人だけ
これは良くも悪くもとらえることのできるハプニング。
他の子に聞くとみんな10人ちょいのクラスなのになぜか私のクラス3人…笑
私+韓国人+イタリア人と国籍がバラバラなのはかなり嬉しかったです。
ただ、結構初心者のクラスなのか会話がなかなか成り立たない…
自分がグラマーが苦手の話したがりだったので結構きつかったです…
私の勝手な偏見ですがアジア圏はグラマーは得意だがスピーキングは苦手
ヨーロッパやブラジルはスピーキングは得意だがグラマーが苦手なイメージが少しあります。単語や発音が似ているからということや国民性もあるのかもしれません。でも、似てるからこそなのか訛りも影響しやすいような…
国によって訛り方も似てきます。訛りというよりも発音の癖のようなものですかね。
やはり日本人はかなりシャイなイメージ…
もちろん人によるところなので一概には言えません。
もちろんアジア圏でスピーキングがすごい人もたくさんいます。
自分の勝手なイメージです。
そして最初はシャイな日本人は基本的に慣れてくると楽天的ないい人が多いイメージです 笑
まぁ、結局正確に付随するイメージなので一概には言えません。
今ではクラスの人数も増え、10人以上になりました。
しかし、半分は日本人です…笑
日本人と韓国人とブラジル人がいっぱい
私のクラスもそうですが、DCUの語学学校は基本的に日本人、韓国人、ブラジル人がたくさんいます。8割はこの3国のイメージ。
そこに時々フランス、スペイン、ドイツ、中国などなど…
自分よりも長く学校に通っている人によると、夏休みや春休みなどに団体で来るのでそのタイミングで一定の国籍が増えるらしいです。
もうすぐ夏休みなので更に偏りが出てきそうです。
この偏りが顕著に出ているのがDCUとDUCのようです。どちらもダブリンにある大学付属の語学学校でやはり日本人が多いそうです。逆にCityCenterという中心部にある語学学校はここまでアジア人の比率は多くないそうです。ヨーロッパ圏がもっと多いのだとか。
DCUの語学学校は英語のレベルでクラスが5つに分かれていますが下4つはどこもあまり変わらないらしいです。逆に1番上のクラスはかなり英語のスキルが高い人のクラスで、今のところ日本人は1人だけとのこと。
8か月後には1番上のクラスに行けるように頑張りたいものです…
先週mMoving upというクラス進級のテストを受けましたが…
結果はまだ来ていませんが手ごたえはあまりないです…
問題自体はそんなに難しくないです。
授業内容やクラスについてもまた詳しく書いていきます。
ケータイが高い…
これは実際のところそんなに問題になりませんでした。
最初にホストマザーに連れて行ってもらったのが近くのショッピングセンターの地元の人が使うようなケータイショップで、そこがただ単に高かった…
自分のケータイはiphone5でSIMロックが解除できなかったため、アイルランドでケータイを購入しないとインターネットが使えなかったのですが、ホームステイ先や学校を含め、FreeWiFiが充実していたので機内モードのままでもあまり困りませんでした。
友人と待ち合わせをしているときだけちょっとひやひやしますが、いざとなればFreeWiFiはすぐ見つかるので安心です。
Gymの機械の使い方が分からない…
校内にはGymが併設されており、詳しくは今書きませんが6か月2万円しないくらいで登録できます。Gymではマシーンやマット、重り系が自由に使え、プール、サウナ、シャワーも設備されています。
ただ、全部英語…
まぁ、当たり前っちゃ当たり前。
それでも、特になんの説明もされずにどうぞご自由に状態なので最初はめっちゃ戸惑います。
まず、ロッカーが使えない…
たまたま反応の悪い場所を選んでしまい、ロックできずにめちゃくちゃ焦りました…
今ではたまにあることと割り切って、使えなければスタッフの方に言えば何とかなるので、特に問題ないです。
次にランニングマシーンが使えない…
元々機械には強い方ですが、知らない土地で、母語が使えない緊張感は人のスキルをめちゃくちゃ低くします。恐るべし緊張感。
さすがに今では余裕で使えます 笑
最初は友人を誘ってみるか、自分のように他の人が使っているのをこっそりのぞけばOKです。
Activityの集合場所が分からない
DCUでは定期的にダブリン以外のアイルランドの観光地に連れて行ってもらえるActivityが開催されます。また詳しくは書きますが、その集合場所を間違えた 笑
ネットで調べるとCityCenter内の場所が表示され、行って見たが30分過ぎても誰も来ない…
仕方がないので学校に行って問い合わせてみると場所が違う…
まさかのDCU校内が集合場所…笑
その日はかなり遠くへ行っていたので途中参加も不可能…
仕方がないのでCityCenter周辺を30㎞以上歩き回って散策しました 笑
幸い返金もされたので、また別の機会にでも参加します。
コミュニティー探しが難しい
こちらに来てからネックになっているのがこの問題。学校外でボランティアに参加しようと思い何通かメールを送ったのですが、返信が来なかったり、学校のクラス的に厳しいと言われました。もっと探せば全然参加できるものもあると思うので、これは当面力を入れて探していきたいです。
DCUだけでコミュニティーを形成してしますと、どうしても日本人が多く、語学力の向上にはあまり良くないので、外部のコミュニティー探しは大切です。
Meet upというアプリを通して色々な人に会うことができるので、それもうまく使っていこうと思います。
天気が安定しない
というか、基本小降りの雨。
自分がアイルランドに着いたのが3月の2週目くらいだったので、東京はすでに23度前後の暑さ。アイルランドは東京よりも寒いのは覚悟していましたが、予想を上回る寒さと天気の悪さ…震えました…
しかも、服屋はほとんど夏物に切り替わっているという…
薄手のGジャンと裏起毛のパーカーしかもっていなかったので割と毎日震えながら耐えていました。幸いにもヒートテックを何枚か持ってきていたので生き抜けました…
今は寒さも落ち着き、太陽の出る日も増えてきた気がします。それでも風はあるので日陰や夜は肌寒さを感じます。
太陽が出ると、気温はそんなに高くなくても体感気温がぐんと上がる日差しの強さなので、着るものを選ぶのが難しいです。
めっちゃイギリス英語
これは、そりゃそうだろうと思うかもしれませんが、学校なんかで習う英語はUS英語なので、結構同じ意味でも違う単語を使うことがあり、驚くことがしばしば…
英語力upの実感が難しい
聞き取れるようになったり、言えなかったことが言えるようになって嬉しさを感じると言っておいてこんなことを言うのは矛盾していますが、やはり慣れの部分が大きく、本当に少ししか向上していない気がします。
ただ、これはもう心の持ちようなので、切磋琢磨して勉学に励んでいくしかないのでしょう 笑
ケータイをトイレに落とす
これはもう完全に自分の注意力のせい…
バックアップもとっておらず、ほとんどのデータにアクセスできなくなりました。
DCUで登録したメールにも接続できなくなり、新規登録しなくてはならなくなりました。更に同じメールアドレスでVISAのアポイントメントもとっていたので、おそらくアポイントメントも取り直しの可能性が…
まずは学校に問い合わせてみて、可能なら何の問題もないのですが、あまりアポイントメントを取るのが遅れると不法滞在になってしまうので、これは死活問題です…
更にこちらで出来な友人の連絡先や撮った写真なんかもほとんど消えてしまったのがかなりショックです…
ケータイ自体はアイルランドではもう治る見込みがないので、こちらで新しいのを購入しました。
3というアイルランドでは有名なケータイショップで、本体+SIM+最初のTop up(インターネット料金のチャージ)全部込みで90€でした。
来た当初に行ったケータイショップは2か月で120€と言われたので、かなり安く済んだと思います。
データが全部消えたのはかなりショックですが、古かったケータイを交換できたのは結構嬉しかったりするので、良しとしてます…笑
こうでも考えないとやっていけない…
Student IDとleap card 紛失
Student IDとはその名の通りDCUでの学生証になります。最初に作るのはかなり簡単で、図書館を利用する際にはこれが必須になります。
そしてleap cardとは日本でいうSuicaです。これも学生用の物で作っており、発行するのにデポジットとして10€?ほどかかります。その分かなりの割引があります。
その両方をどうやら落としてしまったようで…
leap cardに関してはデポジットも安くはありませんし、まだTop up(チャージ)分も10€以上残っていたはずなので、金銭的にも大きなダメージです…
そして作り直しが簡単にできるものなのかもよくわからないので更に大変です…
救いとしては、財布とは別で持っていたので、現金とカード類は生き残っているので安心です。
良かったこと
ここまで1か月に起きたハプニングを長々と書きましたが、悪い事ばかりではありません。せっかくの留学ですし、どちらかというといい事の方が多いです。
ホームステイ先が学校に近い
学校の授業は8:50から開始とかなり早く感じますが、今のところ遅刻・欠席なしです。
元々遅刻癖のある私としてはかなりすごい事です 笑
それも、ホームステイ先が学校まで歩いて20分ほどという好立地のおかげでしょう。
これが1時間やバスになるとまた変わってくるでしょう…
ホームステイはあと1か月で終了なので新しい家も学校の近くで探さなければなりません。
外国人の友達が増えた
これは当たり前であっても、一番うれしい事です。異文化に触れたり、その国の食事を体験できたり、価値観の違いなんかを身をもって感じることができるのは留学のいいところだと胸を張って言えます。
更に、語学学校のいいところとして、年齢も様々というところです。私の最初の韓国人の友人は私の母と同じくらいでしたが、とても気さくな方で、かなり助けられました。
結構な人数が年上の方なので分からないことは頼りやすいです。そして年齢も国籍もバラバラなのにみなさんとても優しく親切です。
日本人の友達も増えた
良くも悪くも日本人の友人が増えました 笑
語学力アップのためにはできるだけ日本語を控えた方がいいと思い極力避けていましたが← 日本人が学校にかなりいるので、普通に無理でした。
悪い事ではなく、自分が母国語をどう使っていくかの問題ということに切り替えれば、いい面もかなり出てきます。
まず、日本語で情報収集ができる。これは大きい。情報はいくらでもあったほうがいい。そして母国語で意思の疎通や詳細が分かっていれば安心にもつながります。
しかも日本といっても国内色々なところからやってきているので、出身県のことを聞くのもまた楽しいです。
割と聞き取れる
これはかなりポジティブな考え 笑
でも、言っている内容も理解できますし、なんなら国ごとの訛りの癖も口頭説明は難しいですが、なんとなくつかめてきました。これが分かると相手の言いたいことが何なのかが理解しやすいので大事だと思います。
ただ、聞き取れると言ってもまだまだなのでこれからさらに向上していければと思います。
Gymが楽しい
やっぱり運動って楽しいです。ここのところ運動不足だったのでかなり助かってます。様々な種類の器具もあり、飽きないです。
帰国までに15㎏減が目標です。
Gymでも友達に会える
かなりの人数がGymを利用しており、かなりの確率で留学生もGymに行っています。
まぁ、最初にやることがなく、でもせっかく留学に来ているのに何もせず帰るのは持っていないと言ったところでGymは通いやすい場所になっています。
あと健康にもいいですし。
netflixが面白い
これは完全に趣味 笑
元々日本でDTVとAmazon primeに家族で登録していたのですが、アイルランドではほとんどが鑑賞ができなくなってしました。そこでNetflixに登録。
毎月7€?で見放題ですし、日本語詞幕がなく、英語字幕で見ることで勉強にもなります。
町が絵になる
言わずもがな、日本とは全く違う風景が広がっています。
どこもレトロな雰囲気が漂い、ヨーロッパ感満載です。
私の住んでいる近くではリスなんかも結構見かけます。
歩くの楽しい
これだけ日本と外観が違えば歩きながら街中を散策するのも苦になりません。
ダブリンは割とコンパクトな街で基本的には徒歩か自転車で移動しています。
遠くに行く場合でもバスがいろんなところに繋がっているので交通の便は結構便利です。
日差しが気持ちい
日本よりも気温は低いですが日差しが強いです。
その分焼けやすいというのももちろんありますが、太陽光を浴びている感覚がしっかりするので日光浴に日向ぼっこなんかは最高です。
現地の方たちも気持ちは同じで、天気のいい日には公園に散歩しに行く人や屋外で昼からビールを飲んでいる人などを良く見かけます。
ボキャブラリーが増えた
これもかなりポジティブな考え方 笑
元々ボキャブラリーに貧しかったので、先生に「ボキャブラリーは問題ないよ」といてもらえたのはかなり嬉しかった出来事です。
更に、毎週月-金4時間勉強することで、知らなかった単語や、なんとなく知っていたけれどあやふやになっていた単語も繰り返し使う環境で身についてきていると思われます。たぶん。
子供可愛い
ホームステイ先の子供がかわいいです。生活リズムが全然違ったり、私が部屋に引きこもりがちなことで、あまり会うことはありませんが、毎朝あいさつを交わしたり、ちょっとした会話は癒しになります。
ちなみに着いて1週間程はめちゃくちゃ遊びました。
割と何とかなる
これにつきます。焦りや緊張で予想外のことも起きますが、いい経験だと考えれば、すべて丸く収まります。今のところ、友人もそれなりにいますし、多国籍の友人と過ごすこともできていると感じています。
そして、周りにいる人々に恵まれているなと、ヒシヒシと感じています。
日本人も外国人も基本的に優しい!!
もちろん全ての人を信じすぎたり、頼りすぎるのは違いますが、頼れることを頼るのは何も悪くないのだなと、改めて感じました。
今後
留学に来て1か月がたったと言えば早いものですが、まだここから7か月あります。
私はこの1か月で経験しなくていい事まで様々なことを経験しました 笑
こんなワクワクする生活があと7か月もあると思うと楽しみなのと、7か月しかないということ、まだまだできる事がたくさんある気がしてならない事。
たくさんの気持ちが渦巻きます。
きれいごとですが、自分のためにも、支えて応援してくれている人のためにも、まだまだ精進していきたいなと、これを書きながら改めて思いました。
まだ、旅は始まったばかりです。